新宿「浪漫房(ろうまんぼう)」はファンタジー世界を感じる大衆居酒屋
この記事が好評(当ブログ比)だったので、調子に乗り、これから飲みに行った良いお店は紹介することにしました。
新宿「浪漫房(ろうまんぼう)」はファンタジー世界を感じる大衆居酒屋
聖地バルト9でプリズムの煌めきを浴びた(参考:【今更】映画「KING OF PRISM from PrettyRhythm」通常上映と応援上映行ってきた - 心覚え)後、どうしようもない衝撃を落ち着かせるべくアルコールを欲していました。新宿三丁目をさまよっていたところ現れたのがこちらのお店。
外観
なんとなく海賊船のような、大正時代のようなモダンなつくりのお店です。
まずは入り口からなかを覗き込み、店頭のメニューをチェック。高くもなく安くもない、といった感じ。
内装&雰囲気
ドアを開けると地下への階段が続きます。超カワイイ。おっしゃれー!!このあたりでテンションが上がってくる。
店内はキラキラのステンドグラスのような照明があり、暖色系の落ち着いたあかり。座敷あり、小テーブルあり、大テーブルあり。私たちはふたりだったので相席形式の大テーブルへと通されました。なんだかゲームの世界、ファンタジーRPGの世界に飛び込んだ感じ。ゲームはあまりやってないんですけど、聖剣伝説LOMのドミナの街・月夜の街ロア・魔法都市ジオ そのあたりを彷彿とさせます。(街の名前がサラサラでてきてああ私オタクなんだなって思います)
乾杯!(飲み物と食べ物)
お通しと日本酒。
お通しはサラダ、葉っぱだけじゃなくごぼうサラダに錦糸卵が乗っていて洒落ていて嬉しい。見た目はどんな居酒屋なのかわからなかったんですが、和も洋も中もあるいわゆる「大衆居酒屋」ってやつです。メニューの写真取り忘れが痛い…。
ササミのたたき。
直前にキンプリをキメてきて同行者共々語彙を失っているので「うまい」以外の感想が出ませんでしたがうまいです。ピンクペッパーとドレッシングがかかっており、わさび醤油などで好きにやりたかったのですがこれが美味、あたらしい解釈だなと思いました。
トビウオのなめろう。
なめろうがあったら頼んでしまう癖があります。どんな状況でも食べる以外の選択肢がない、揚げ物はお腹いっぱいだと選択肢には入らない、塩辛いものは酒をたくさん飲む予定がなければ食べられない、なめろうは基本少量で、薄味サッパリいただくこともできますし、醤油を用意して濃い味にしてちびちびと酒のアテにすることもでき、その日自分の都合に合わせてくれる懐の深いタイプの最高の酒のつまみです。(個人的に好みなのは味噌でしっかりと味付けされているタイプです)
しかも普段あまり食べない生魚、魚は健康にも良くオメガ3豊富な良質な油も摂取できて頭が良くなる。拗々はなめろうを推していきます。
トビウオは珍しい。淡白な魚ですが比較的よくたたかれてまったりとした舌触り。個人的にはうずらの卵の黄身などが落とされていれば最&高かなと思いました、うまい。
ええと…。もずくの入ったさつま揚げ的なものです…すごくうまい…けど同行者がすごい食べてて記憶が薄い。さくふわでした。
ミルハムカツです。このあたりになると日本酒が3合目に入っており口の回りがよくなっているので同行者が引くのも構わず店員さんに絡みます。「ミルハムカツってどういうことかなって思ったらミルフィーユのミル!なんですね!!なるほど!!」なるほどじゃねえわ。
しかしこのミルハムカツは発明です、分厚いハムカツも薄いハムかつも好きですが分厚いハムカツは塩分が気になり、薄いハムかつは相対的な衣の多さ、すなわち炭水化物&油の多さが気になります。両方の特徴とメリットデメリットを相殺しリスクとしては中庸に、一方でサクっとした歯触りを最大化しつつ食べ応えもあってすばらしい。
お店にいた時点では「うまい」「うまいうまい」としか言っていませんが、頭の中ではそのようなことを考えていました。
終盤で魚のアラ煮を頼みました。これで二百円ちょっと、魚の種類は3〜4種類だったと思います。驚愕のお値段。こんなんあったら私ひとりできたらこれで日本酒の3合ほど飲んでしまうのでいけません。
たんまり飲み食いして、プリズムの煌めきを反芻し、オレンジ色のステンドグラスの煌めきを浴びて、満足して帰りました。二人で7000円ほどのお会計。
土曜の夜の新宿三丁目、わたしは田舎者なのでスッと入れるお店はうるさくって怖いお兄さんがいて人がたくさんいて、そんなイメージでした。
偶然入ったこのお店は地下にある割に広々として、ひとりのお客さんもいて、お店の人がフロアによく目を行き届かせている、とても落ち着けるお店でした。うーんたしか分煙ではなかったかも。
また来たい!!
お店の概要
浪曼房 (ろうまんぼう)