拗々

ラクに楽しく、満足しながら生きたいと思っている人の日記です。

我が家の防災対策。首都圏在住、夫婦2人の場合

 

東日本大震災を経験し、今は首都圏に住んでいる夫婦2人の防災対策

お題が「防災の日」なので、 自宅避難を想定した、我が家の災害への備えを紹介します。

 

非常用持ち出し袋

 

ふるさと納税のお礼の品で頂いた、レジャー・防災セットをそのまま転用しています。

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埼玉県坂戸市のふるさと納税返礼品で、20,000円以上の寄付で頂けるのがこちら。

①両リュック・非常持出袋
②レスキューシート
③軍手
④ロープ
⑤笛
⑥携帯用ミニトイレ
⑦eco便利バッグ
⑧ダイナモ充電器FMラジオLEDライト
⑨防災用ウエットティッシュ
⑩アルミポンチョ
⑪非常用給水バッグ3L
⑫冷熱遮断アルミシート
⑬・⑭エイドバンセット
⑮レスキュー簡易寝袋
⑯反射安全タスキ
⑰抗菌非常用トイレ凝固剤タイプ1
⑱ディライトキャンドル10P
【ミカドスタンドライト】

 

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 埼玉県坂戸市 - [№5673-0062]レジャー・防災用 ミカドスタンドライト付き19点セット

一通り持っておくと安心。個人的に、特に備えておきたいものは太字にしています。

簡単な怪我対策と、明かり、ラジオ(電池がなくても使えるものがベスト)、水 or 水を汲む入れもの。

お子さんがいる家庭で自宅避難を前提とする場合、災害時の機動力が下がる(給水所にそう簡単に水を取りに行けない)ので、2〜3日分の飲用水の備えは必要でしょう。

私たちはまだ大人2人なので、普段冷蔵庫に常備している水2Lと、1L×4〜6本ストックしている炭酸水が備えと考えています。

 

 

これとは別に、普段使いと兼用の、宿泊・アウトドアグッズ+電池類も持ち出し袋に入れています。

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  1. 懐中電灯 電池式×2
  2. 手まわし充電LEDライト
  3. 汗拭きシート
  4. 一泊お泊りセット
  5. ポケットティッシュ
  6. 小さいポンチョ
  7. 乾電池
  8. 軍手

 

学生時代に使っていたリュックに詰めています。私が背負える重さにしてあります。

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 その他の災害の備え

私はミニマム・シンプルな生活を志しています。それでも手放さずに備えているものは、東日本大震災の体験に基づくものが多いです。一部紹介します。

 

  1. 安全靴:本当に大地震が起き、建物の倒壊があると、危険な場所を歩くことになります。災害の最初期に必要なもの。靴箱に入れています。

     

     

     

  2. 大容量モバイルバッテリー:10,000mAh以上のモバイルバッテリー。たまにキャンプに行く時に使っています。半年に一度ほど、充電足して満タンにしておきます。本当は完全放電→充電した方がいいんだろうなぁ…。
  3. 現金:千円札を数万円分備えています。災害時、しばらくATM等は使用できません。ある程度までの被害であれば銀行窓口は速やかに臨時窓口を作ってくれる(はず)ですが、並びます。千円札なのは、どの商店でもつり銭切れが起きるからです。一万円だと「お釣りはいいです」し辛いので…(実体験)
  4. サプリメント:残りが半月分を切ったら追加購入しています。災害への備えを考えてのことです。栄養バランスなど考えられない生活が1〜2週間は続きます。
  5. レトルト・缶詰:非加熱でも食べられるお惣菜のレトルトや、サバ缶・コーン缶・ミックスビーンズなどを、多めに備蓄しています。半年に一度、賞味期限が近いものをチェックし、食べては補充します。ローリングストック、という考え方です。だいたい10〜20食相当量を備蓄しています。
  6. 東京防災:本棚とkindleに。kindle版は無料です、是非とも入れておきましょう。

     

    東京防災

    東京防災

    • 作者: 東京都総務局総合防災部防災管理課
    • 出版社/メーカー: 東京都総務局総合防災部防災管理課
    • 発売日: 2015
    • メディア: 単行本(ソフトカバー)
    • この商品を含むブログ (6件) を見る
     

     

 

念頭に置いているのは「1週間の自活」です。足りないかな、と思われるのは水ですが、水は最優先で復旧・対策されるので、なんとかなるのでは…と。

想定しているのは、関東大地震(首都圏直下型)と南海トラフ。前者は自分が被災する場合、後者は物資の不足に備えるイメージです。

東日本大震災の時、電気が戻って映るようになったテレビから流れてきたのは、首都圏の買い占めの様子でした。それを踏まえると、いざ首都圏が被災地と化したとき、また他の地域で甚大な災害が起きたとき…同じかそれ以上の状況になるのは目に見えます。

震災でわたしは、沢山のかけがえのない人の優しさに触れると同時に、極限状態では分かり合えない人がいることを知りました。あの時わたしにもう少しだけ他人を思いやる心があったなら、そうでなくとも、冷静になることができたなら、断絶しなかった人間関係があっただろう、と時々考えてしまいます。

ですので、わたしの災害への備えは「他人を押しのけることなく、しばらく生きていける」こと、を基準としています。まさかの時、非常時こそ、優しくありたい。根は嫌な奴だという自覚はあるので、せめて出来る準備はしておきます。

 

 

今週のお題「防災の日」