蒲田せんべろ飲み歩き
2016年9月30日(金)
仕事でした。9月後半は仕事を頑張りました。10月も忙しそうです。
忙しいならダイエットでもするかな、と、ゆるく糖質制限を始めました。具体的には昼ごはんの社食をお弁当に。で、朝はバターコーヒー。
そんな矢先ですが、金曜の夜の浮かれた雰囲気には勝てませんでした。
↓朝のわたくし
今年は日本酒の日スルーします、来年盛大に何か計画しよ、痩せとこ
— 山田ナメロヲ (@YAMADA_736) 2016年9月29日
↓定時を迎えたわたくし
もう既に飲みたいんだけど……勘弁………
— 山田ナメロヲ (@YAMADA_736) 2016年9月30日
↓退勤時のわたくし
もう酒のことしか考えられないから帰ろう
— 山田ナメロヲ (@YAMADA_736) 2016年9月30日
そんなことを呟いていたら id:bulldra さんからTwitterでビール写真付きのリプライ(実質テロ)を頂き辛抱堪らず飲みに出ることに。
恵比寿のオススメ居酒屋を教えていただいたものの、朝家を出た時は直帰する予定だったので恵比寿を歩ける格好ではない。(そんな格好で通勤するなって話?)
こんなときは、蒲田にしよう。
蒲田の皆さんすみません、以前近くに住んでて散歩着のまま飲み歩いていたので、個人的に心理的ハードルが低いというだけです……
蒲田せんべろ飲み歩き
立ち飲み やきとん豚番長
いつ行っても人でいっぱい、蒲田立ち飲みの雄、豚番長。蒲田駅前からバーボンロードをしばし行くと、賑わう店が見えてくる。
この日もカウンターはいっぱいでした。店内は焼き場を囲んでカウンター、10人ほどでいっぱい。他に二人用のテーブルが二つあります。
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 大田区西蒲田7-63-6
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- (写真提供:katsu07)
夫が合流、二人用のテーブルを使わせてもらえました。
三冷ホッピーで乾杯。ホッピーを楽しむ主なスタイルは3種類あります。
ホッピーセット、シャリキンホッピー、そして三冷ホッピー。
セットは最もよく見かけるスタイル。氷で満たしたグラスに甲類焼酎+ホッピーの瓶ひとつ。ホッピーのことを「ソト」、焼酎のことを「ナカ」と言い、大抵「ナカ」を1〜2杯追加注文して飲み進めることになる。
シャリキン、とは、シャリシャリに凍らせた金宮(キンミヤ)焼酎のことをいう。氷がない代わりに、凍らせた焼酎をホッピーで割って飲むのがシャリキンホッピーだ。口の中に飛び込む、歯触りのよい焼酎シャーベットが楽しい。めちゃくちゃに酔う。
最後に三冷ホッピー。その名の通り三つのアイテムが冷やされている。ホッピー、焼酎、グラス。氷はナシでいただく。ホッピー製造元のホッピービバレッジ社が推奨している飲み方だけあって、個人的にはこれが一番美味しくホッピーをいただける。
セットはどうしても薄くなるし、シャリキンは飲むペースと溶けるペースを意識しないといけない。何も考えずグイグイ美味しく酔いどれたい、プリン体もカロリーも糖質も気になんない、それがホッピーの良さならばその良さを限りなく妨害しない、そのスタイルこそ完成系であろう。
語りすぎた。とにかく三冷ホッピーはいいぞ。という話です。
つまみは串を3種類と、煮込み。豚番長は名前の通り、豚肉豚モツがメニューの大部分を占める。この日は豚レバー、アブラ、カシラ(だったかな…)。
豚レバーは表面はサクッとした歯触りで、嚙みしめると滋味深いレバー味がじわじわと舌に広がる。カラシを大目につけて頂くと酒が進む。
アブラは、サクサクじゅわり、名前の通りカロリーの権化なんだろうなぁと思わされるけれど止まらないおいしさ。臭みのない肉の脂、甘い。
この日の日替わり煮込みは「アドボ」「牛スジカレー」。豚番長は日替わりで2種ほどの煮込みを揃えている。アドボってなんだ?知らなかったのでオーダー。
アドボとは、マリネを意味する単語。また、フィリピンの肉や野菜の煮込み料理の名称でもある。酢が使われることが多く、常温での保存性を高めた料理法であるといえる。語源はスペイン語で「マリネする」または「漬ける」を意味する動詞アドバルである。
豚スジを酢醤油で煮たもの。味噌の風味も感じられる。甘くてしょっぱくてスジのコラーゲンがトロっとしてて、……酒のためにある組み合わせだな!?こちらもカラシの追加でなおジョッキを口元へ運ぶペースが上がる。
しかし今日はハシゴがしたい気分。後ろ髪引かれる思いでお店を後にしたのでした。
お会計はひとり900円。せんべろ未満。震える…。
「もっと居たかった!」「旨かった!」などと言い合いながら、次のお店へ。
もつ焼き いとや
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 大田区西蒲田7-29-3 1F
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- (写真提供:ウロス)
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蒲田駅前ほど近いもつ焼き屋さん。モツ焼き、刺し、あとは甘辛い味噌でガッツリ煮込まれたジャガイモと煮卵がおすすめ。
この日は21時を回っての入店だったので串の品切れが多い。そんな中、モツ刺し類が豊富に残っていた。初めての人は早めに行って満喫してね。
思わず笑顔になる。コブクロ、ガツ、上レバー刺し。どのお酒で受けて立つか…ここにはホッピーセットもあるが、串の品切れを受けて長居はしない予感。
そんなときはサワー類。このお店で初めて飲んで以来やみつきなのが「ぶどう茶ハイ」。マスカットのような香りはすれど味はサッパリしていて甘味はない。多分香りだけで、糖質オフだと思われる。安心してグビグビいけます。
もつ焼き盛り合わせを頼んだのだけれど、写真を撮り損ねてしまった。串には紅ショウガをたたいたものが添えられる。塩辛酸っぱい。これだけでもアテになる。
サクッと二品一杯、ひとり1080円。またせんべろしてしまった…駅前のお店で座って飲んでこれだぜ、蒲田はすごいなあ。
大衆居酒屋 鳥万
この日のラストを飾るのは大衆居酒屋 鳥万。一度行ってみたいと思ったまま引っ越して蒲田から足が遠のいていたので、いい機会なので立ち寄ってみた。
いろんな酒飲みエッセイスト、有名人も訪れる有名店。22時前の入店のせいかスッと座れた。
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 大田区西蒲田7-3-1
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- (写真提供:ポティー)
席に着くとお通しがスタンバイしているスタイル。夫の前にはコーヒーピーナツがあった。
ここではシンプルに酎ハイ(焼酎ソーダ割り)を頂く。
つまみはメニューが豊富すぎて…壁一面の品書きから吟味する。
塩らっきょう、絶対焼いてない厚焼き玉子。たまらん…
名物の鳥からあげは売り切れだったので、砂肝揚げをいただいた。安心する味。
ここでラストオーダー。
ひとり750円でお店を後にしました。こんどは一軒目でお刺身など食べたいですね!
蒲田はいいぞ
三軒でひとり3,000以下という脅威の飲み方をしてしまった………
蒲田はいいぞ。ひとりで行きづらい女性は私を誘ってください、いつでも行きます。なんなら多分、バーボンロードのどこかにいますよ。