拗々

ラクに楽しく、満足しながら生きたいと思っている人の日記です。

休職中に考えたこと(ShortNote再掲)

2016年に「ShortNote」に投稿した雑記の再掲です。
 
休職中なので余計なことをいっぱい考えます。
前提として、わたしは既婚子なしのアラサー女です。
 
結婚式を終えたあたりから、それセクハラちゃうん、ってレベルでありとあらゆるところから、子供は赤ちゃんはベイビーは性別は人数は構成は??って質問がガンガン来るようになるんですね。
 
働いていると、周りもまだ独身だったりDINKSだったりの女性が多いこともあり、
セクハラかよ、放っておいてくれよ って思いつつスルーすることができるんですが、
こう時間があると、そして
病院の待合室だとかバス待ちの停留所で知らない人にそんな質問を投げかけられることさえあるので
(見知らぬ人に話しかけられる能力が高い)
ちょっと受け止めて考えちゃうこともあります。
 
いつ?なにを?どうする?これからの人生。
 
で、暇を持て余しているから女性向けファッション誌・生活誌なんかを読むんですが
なんか、もう、「ふつうのひと」は結婚して、子供をつくったら、
「自分の人生」第一幕って閉幕しなきゃいけないんですかね?
いや、もちろん、「主婦として、母として、女として、そして仕事での私!!!」みたいなスーパーなウーマンもたくさんいらっしゃるってことは百も承知なんですが、
ちょっと自律神経が調子悪くなった程度で仕事をお休みしちゃう勢の私としては、そんなん無理やん…。
とドン引きに近い感想を抱いてしまいました。
 
一方でこじらせきった自意識も持ち合わせていますので、
キラキラ専業主婦系雑誌で20万のバッグとか靴を履いているひとを見たり、
プチプラ、プリプラ(恥ずかしながらググりました)とされるものが5桁を超えていたり、
数万円お洋服を「高見え★」とか言われますと、イラッとします。(見えるも何も高いよ)
ええ、妬みもありますよ。主婦って時給格差やべえな、ってなります。秋田県と東京都以上の時給格差。
私が専業主婦化したら、間違ってもシーズン毎にカバンを変えることはできませんから。(したいかどうかはさておき)
 
時短で!早起きで!10分の自分時間♪ みたいな記事を見るたびにめまいがします(比喩です)
ライターさん編集者さんのコピーライティング能力によりすっごくキラキラピカピカ装飾されてるんですが(デザイナーさんもですね)
私たち既婚アラサー女はそれを目指さなくてはいけないのか・・・?ほんとうに・・・?
ちょっと辛すぎやしねえか、って思いますし
そりゃ出生率も下がるよなって思うし
景気も良くならないなって思いますし
ミニマリズムも流行るというか、合理的判断により選択するひとも増えるわな、って思います。
 
でも日本は女性(主婦?)の労働力活用に躍起になってるみたいですし
メインの購買層はアラサー男性あたりかな、って男性誌も眺めてみると、
妻にも年金・社会保障を!もうちょっと働かせて収入UPしよう!みたいな記事がいっぱいですよ。
(1月だから節税特集多いってこともありますよね)
 
ようやく最近私にも、近所に既婚子なしのアラサー主婦の友人ができたので、
いろいろお話しすることもあるのですが、(主に いつ?なにを?どうする?について)
毎回オチが「こんなこと絶対、夫は考えてないよな…」に集約されてしまうのです。
これは性差でなく個体差なんでしょうか?n=2の狭い世界での話なので。
 
ふわっと夫に上記のようなことをつたえると、
こんなことを考えるタイプの人だから君は休職するのだよ、と旦那に言われてしまい、
イラっとしつつも、現在休職中・無収入の卑屈さで、内に溜め込んだ結果がこのノートになります。
 
 
まとまりなくなってしまいましたが、ここはひとつ、ShortNoteに甘えさせてください。
 
もうすぐ復職面談だし、明日は穏やかに生きたい。
 
結びに、いままさに、主婦やって、子供を育てている先輩方、
さらには仕事までしている全ての先輩方、
あと、「いつ?なにを?どうする?」を決定して、行動している皆様 に敬意を表します。
 
 
 
2016年に「ShortNote」に投稿した雑記の再掲です。ShortNoteのアカウント整理をするにあたって、当時のわたしを象徴する文章なので、残しておくことにしました。